代表幹事
林 正博
代表幹事
清川 肇
代表幹事
吉田 真士
挨拶
福井経済同友会は、地域経済活性化と地域貢献に向け、昭和30年に創立以来地域に根ざした活動を続けてまいりました。
◇日 時 | 平成29年2月2日(木) 14:00〜18:00 |
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◇会 場 | 福井商工会議所 地下 国際コンベンションホール |
◇参加者 | 106名 |
今年度の福井大学FUNTECフォーラムは、前日からの降雪にもかかわらず106名の参加者が集い、盛会に開催された。当フォーラムはFukui University New Technology Forumの略で、今年度で第26回目を数えるが、福井大学と福井大学産学官連携本部協力会の共催で、共同研究の成功事例の発表の場として、更なる推進を図るために開催されている。
第1部のシーズ発表会では、「試作開発事業成果」「実用化研究事業成果」「受託・共同研究関連事業」「永平寺町を中心とした共同研究プロジェクト」「産学官連携本部の新体制」を紹介した。
第2部の全体会議では、田中・福井大学産学官連携本部協力会会長は、「国際情勢の大きな変化の下、産学官が連携してALLふくいで着実な歩みを進めていくことが必要」と挨拶した。
続いて福井大学産学官連携本部長の米沢教授から、活動の現状と今後の方向性などについて報告がなされたのに引き続いて、NECソリューションイノベータ株式会社 北陸支社 上級プロフェッショナル 高江茂氏が「サイバーセキュリティの現状とIoT」と題し、特別講演を行った。この中で高江氏はIoT社会におけるリスクマネジメントについて「かつての愉快犯から、現在はプロの犯罪集団となって組織化しており、2020年の東京オリンピックを控えてセキュリティの強化は喫緊の課題である。サーバー攻撃には『不正アクセス』、機密情報を狙う『標的型攻撃』、業務・サービスが停止する『サービス妨害攻撃』などを解説した。今後はIoTによってモノがネットワークに繋がることによって、何らかの形でサーバー攻撃の脅威が高まると警鐘した。
次に、文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 地域支援 企画官 寺崎智宏氏が「平成29年度 文部科学省の地域科学技術政策概要について」と題して、「本格的な産学官連携の推進」「強い大学発ベンチャーの創出」「地方創生に資するイノベーション・エコシステムの形成」の概要について説明した。
最後に、経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部長 吉野潤氏が「イノベーション創出に向けて」と題し、「新産業構造ビジョンについて」「オープンイノベーションの推進について」「働き方改革について」述べた。
全体会終了後、隣室に会場を移し、交流パーティーを開催し盛会の内に終了した。
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◇日 時 | 平成29年3月6日(月) 15:45〜17:30 |
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◇会 場 | 福井大学総合研究棟1 13階 会議室 |
◇参加者 | 90名(内協力会会員48名) |
「第17回福井大学と福井大学産学官連携本部協力会とのトップ懇談会」は、福井大学総合研究棟の13階会議室で開催された。当日は、協力会の会員、福井県、福井市を始めとした行政関係、福井大学など多くの産学官関係者が集い、産学官連携が抱えている問題や課題などについて、熱心に意見を交わした。
今回は、これまでの全体会議方式からグループディスカッション方式に変更した。これは、グループディスカッションにより、参加者全員が意見を表明できる機会を増やすと同時に、福井大学関係者が各グル−プに入って細かく意見を聴き意見交換することによって、産業界側との距離感を縮めることが目的であった。
各グループの意見交換も盛り上がり、当初の予定時刻を超過して意見が交わされ、産業界からはかなり突っ込んだ意見が出された。その後、グループ毎の発表と大学側からの意見表明がなされた。
今回のグループディスカッションは初めての試みで、4グループに分かれたが、一グループの人数もやや多めであったため、次回以降はグループ数を増やすことによって少数単位として、更に密接な意見交換となるようにしていきたい。