活動報告

福井大学産学官連携本部協力会

バックナンバー

「福井大学FUNTECフォーラム」

日 時 平成28年1月26日(火) 14:00〜18:00
会 場 福井商工会議所 地下
国際コンベンションホール
参加者 125名

 今年度の福井大学FUNTECフォーラムは、福井大学と福井大学産学官連携本部協力会の共催で、125名の産学官関係者が参加して開催された。当フォーラムは今年度で第25回目を数えるが、福井大学と産業界の交流の場として年を経るごとに活況を呈している。
 全体会議では、田中・福井大学産学官連携本部協力会会長は、「国際情勢では、テロの発生や株価の急落など不安定な要因もあり、国内では益々人口が減少している中では、福井創生のために、我々のような産学官連携がこれからますます重要になってくる。会員の皆様には活動への深い理解と共同研究への積極的参加をお願いしたい」と挨拶した。
 続いて福井大学産学官連携本部長の米沢教授から、活動の現状と今後の方向性などについて報告がなされた。
 続いて、GML株式会社 代表取締役社長 小間弘康氏が「EVベンチャーによる自動車産業への参入」と題し、特別講演を行った。小間氏は電気自動車のファブレスモデルとして市販車の開発製造を行っており、創業から販売に至るまでの、これまでの研究・開発・資金の調達などのプロセスや今後の展望を述べた。
 続いて、文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 地域支援 企画官 寺崎智宏氏が「文部科学省の地域施策とイノベーションの創出に向けて」と題して、「地域科学技術施策の変遷」「主な地域科学技術施策」「その他の産学官連携・地域科学施策(今後の地域科学技術政策の示唆を中心に)」の概要について説明した。
 引き続いて、経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部長 吉野潤氏が「関西経済の活性化とイノベーション政策について」と題し、「経済動向と成長戦略」「イノベーション政策について」更には「近畿経済産業局の取組」について述べた。

全体会終了後、隣室に会場を移し、交流パーティーを開催し盛会の内に終了した。

第16回福井大学と福井大学産学官連携本部協力会とのトップ懇談会

日 時 平成28年3月8日(火)  15:00〜16:45
会 場 福井大学総合研究棟1 13階 会議室
参加者 84名(内協力会会員47名)

 「第16回福井大学と福井大学産学官連携本部協力会とのトップ懇談会」は、福井大学総合研究棟の13階会議室で開催された。当日は、協力会の会員、福井県、福井市を始めとした行政関係、福井大学など多くの産学官関係者が集い、双方向による効果的な連携の方策について、熱心に意見を交わした。
 また、福井大学 真弓学長からは、「教員が技術・研究を売り込んだり、企業向けの窓口となったりする新たな仕組みを設け、活動をバージョンアップさせたい」と、産学官連携における大学側の機能強化に意欲を示された。