活動報告

定時総会・記念講演

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平成30年度定時総会

日時 平成30年5月8日(火)14:00〜18:00
会場 福井パレスホテル 鳳凰の間
参加者 総会 122名  記念講演会 148名

 平成30年度の定時総会は、会員122名の出席のもと開催された。総会では、江守代表幹事の開会挨拶の後、恒例による新入会員の紹介と挨拶、続いて江守代表幹事の議長により議事を審議した。まず、平成29年度事業報告、収支決算、会計幹事からの監査報告があり、原案通り承認された。
 その後、平成30年度事業計画の説明が行われ、「『Go for The Best』〜オール福井で、最高を目指す〜」を掲げ、目前に迫った北陸新幹線の県内延伸に向けて、県や各自治体、各関係機関とともに、その先にある「福井らしい地域像」の共有化を図り、開業時のインパクトの最大化について、全県下での機運盛り上げに尽力するという事業計画が承認された。
 続いて、平成30年度収支予算及び一部役員の推薦案が承認された。
 その後、記念講演に移り、来賓や会員企業の社員も聴講し、148名の参加者となった。講演では、株式会社北海道宝島旅行社 代表取締役社長 鈴木 宏一郎氏による「住んで良し、訪れて良しの観光を通じた地域づくり」と題してご講演を頂いた。
 鈴木氏は、以下のように述べた。
 観光は地域活性化の道具であり、そこに住む住民が幸せを実感し、そこを訪れる人も幸せにすることが重要である。地域の生活や文化の体験をより付加価値の高い提供の仕方で提供し、観光客の満足度を上げることによって、リピーターを増やし、域内の宿泊、飲食、土産販売、体験などに需要を創出する産業として、育成することが必要である。
 その具体的な取り組み事例として、漁師町で一緒にさばいた魚を食べるプログラムや和太鼓体験、地元にしかない古くからの行事の体験などを挙げて説明した。
 パーティーでは、西川知事をはじめ、奈良越前市長、真弓福井大学長や山内産業支援センター理事長など、産学官の主だったご来賓の方々をお迎えし、交流と連携で大いに盛り上がった。