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平成29年度定時総会

　平成29年度の定時総会は、会員127名の出席のもと開催された。総会では、八木代表幹事の開会挨拶の後、恒例による新入会員の紹介と挨拶、続いて八木代表幹事の議長により議事を審議した。まず、平成28年度事業報告、収支決算、会計幹事からの監査報告があり、原案通り承認された。
　その後、平成29年度事業計画の説明が行われ、「『All for Fukui』〜オール福井で、未来を創る。〜」を掲げ、福井を取り囲む環境が劇的に変化する機会の中で、官民挙げて英知を結集し、オール福井で地域のビジョンを明確に示し、県内全域で統一感を持ったハード、ソフト面での整備を進めるために検討していく事業計画が承認された。続いて、平成29年度収支予算及び、今回は代表幹事が4年振りに交代し、八木誠一郎氏が特別幹事に就任される等の役員推薦案が承認された。
　その後、記念講演に移り、来賓や会員企業の社員も聴講し、151名の参加者となった。講演では、元NHKアナウンサーで京都造形芸術大学教授の松平定知氏による「歴史のみかた　とらえかた」と題してご講演を頂いた。
　松平氏は、NHKのTV番組「その時歴史が動いた」の司会を務めたことから、「勝者の論理で歴史を見ないこと」「資料至上主義にならないこと」「結果から考えないこと」に注意を払って取り組んだと語った。
　交流パーティーでは、西川知事をはじめ、禿仁愛大学長、など、産学官の主だったご来賓の方々をお迎えし、交流と連携で大いに盛り上がった。