活動報告

定時総会・記念講演

平成23年度定時総会

日時 平成23年5月9日(月)14:00〜18:00
会場 ユアーズホテルフクイ 芙蓉の間
参加者 129名

 平成23年度定時総会は、会員103名の出席のもと開催した。総会では、増田代表幹事の開会挨拶の後、恒例による新入会員のご紹介と挨拶、続いて、増田代表幹事が議長となり議事を審議した。まず、平成22年度事業報告、収支決算、その後、会計幹事からの監査報告があり原案通りに承認された。そして、平成23年度事業計画の説明が行われ、「変革への挑戦 〜前例なき時代の新たな価値創造めざして〜」を掲げ、前例のない時代を迎え、地域が持続的に発展するためには、新たな価値創造めざして活動を進めていく事業計画が承認された。続いて、副代表幹事の定数増員に伴う定款の一部改定、増田代表幹事の特別幹事推薦、田中代表幹事・八木代表幹事の新任、光野副代表幹事の再任と江守副代表幹事・清川副代表幹事・清水副代表幹事の新任、6名の常任幹事の再任と6名の常任幹事の新任、会計幹事2名の再任、幹事9名の新任などの役員推薦案が承認された。
 引続きの記念講演会は来賓や会員企業の社員も聴講し、130名に近い参加者で大いに盛況であった。講演では、薩摩焼陶芸家として世界的に著名な十五代沈壽官先生をお招きし、「陶房雑話」と題したお話を伺った。十五代続く薩摩焼の歴史を通じ、茶陶が重んじられた戦国時代、江戸時代の薩摩藩の中で果たした役割、明治時代の欧米での薩摩焼の地位など、陶芸と歴史が交錯する内容は大変に興味深かった。特に、どのような仕事にも技術・スキルと意思・ウィルがバランス良く必要であるとのお話は、企業経営にとっても思考や哲学などにより自己の経営スタイルを磨きあげることが肝要であると気づかされた。
 その後の交流パーティでは、旭福井県副知事を始め、奈良越前市長、下谷福井県立大学長、城野福井工業大学長、糸川仁愛大学長、禿仁愛女子短期大学長、池田福井工業高等専門学校長や産学官の主だったご来賓の方々をお迎えし、交流と連携で大いに盛り上がった。