事業計画

平成30年事業計画

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Go for The Best 〜オール福井で、最高を目指す。〜

 今年度は平成の時代が大詰めを迎える年度である。バブル崩壊に始まった平成にひと区切りをつけ、新しい時代の幕開けを迎えるにふさわしい年度としたい。


 福井においては、昨年は北陸新幹線の新大阪までのルートが決定し、新幹線開業効果に沸く北陸への関西圏からの玄関口としての展望が開けた。
 また、2014年の舞鶴若狭自動車道の開通に続いて中部縦貫自動車が大野まで開通し、小浜大野間が2時間弱で結ばれるようになり、嶺南嶺北の距離感が心理的にも物理的にも縮まる大きな転機を迎えた。
 高浜原子力発電所の再稼働は、国のエネルギー政策にも、嶺南経済にも進展をもたらした。今年は、今上陛下のご臨席が最後となる福井しあわせ元気国体・障害者スポーツ大会が開催されることもあり、より多くの世間の耳目が福井に集まる機会にも恵まれる。


 このような環境下、我々は高速交通網開通や北陸新幹線による北陸圏の認知度向上を活かし、他の地域との連携や関係を深め、福井の独自性や魅力を発揮し、洗練する機会を内外に多数設けることに努める。
 また、目前に迫った北陸新幹線県内延伸に向けて、県や各自治体、各関係機関と共に、その先にある「福井らしい地域像」の共有化を図り、開業時インパクトの最大化について、全県下での気運の盛り上げに尽力する。


 各委員会の具体的な活動方針としては以下の通りである。

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総務交流委員会

○総務交流部会

 11月に福井で開催する「日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット」を目玉に、例会やタイムリーで魅力ある行事を主体的に企画、運営し、会員相互の交流・親睦を深めていく。会勢の発展と組織の拡充にも努め、各地経済同友会や他の団体との交流をさらに密にしながら、2024年に誘致した「全国経済同友会セミナー」の準備を進めていく。
当会活動の発信力強化、地元福井の認知度向上を目指したPRなども意識し、ひいてはUターン者・移住者の増加に貢献する。

(1)日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミットの企画・立案・運営

(2)会員の拡大

(3)嶺南と嶺北の一体化を図る交流促進

(4)視察研修の企画・運営

(5)例会の企画・運営

(6)三友会活動


○おもてなし研究部会

 福井国体の開催や北陸新幹線の県内延伸を控え、県外及び海外からの訪問客の目線に合致した受け入れ環境の整備が欠かせない。訪問客の満足度を上げることを目標に、県と関係市町のコミュニケーションを促しながら、特に観光地経営の視点に立って裾野の広い観光ビジネスを産業として育成するための検討を行う。

(1)福井県内の(広域)日本版DMOの早期創設に向けたフィールドワーク

(2)政策研究部会との連携による「福井らしさ」の見える化と実用化

(3)インバウンドの増加促進の研究

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企業経営委員会

○企業経営研究部会

 地域産業創生のために、業種や地域をまたいだ新たな産業カテゴリーの創造、および時代感覚に応じた価値を創出するスタートアップ企業のバックアップ体制づくりに取り組む。

 併せて昨年提言した「しあわせ元気産業」をキーワードとして、企業内イノベーションや起業・創業並びに異業種交流やコラボレーションを創り出し、地域産業の生産性を高めることによって、Uターン者や移住者を増加させる誘因とし、ストップザ人口減少を産業界から支えていく。

(1)しあわせ元気産業(福祉・医療・健康産業)関連との連携

(2)スタートアップ企業の研究

(3)産学官連携活動

(4)福井県内大学との連携


○次世代イノベーション部会

 新入会員や若手会員を中心としたイベントを企画運営し、参加者の相互交流と自己研鑽・資質向上を図りながら、当会の活動の起爆剤としての役割を担っていく。また、会員の門戸を広く開放し新規入会と会員増強に繋げていく。

(1)若手会員、新入会員などを対象に、講演会、セミナーやイベントの開催。

(2)入会を検討している方との交流促進の場としての提供

(3)県外の福井県ゆかりの若手経営者との交流

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人づくり委員会

○人づくり部会

 人口減少・グローバル化・ITの発達により、職業のあり方が大きく変わっていく中、地域の人材育成においては、地域のアイデンティティーを持ちながら、社会の変化に対応する力を育成していくことが必要とされている為、今後、我々経済界が教育現場と実社会を結び付けていく役割を果たすことが更に重要となる。

 よって当会としては、教育現場に県内企業や企業活動の認知度を高める為、インターンシップ等の機会拡大を図るとともに、新たに、経済人と県内若手教員との交流会を設け、次代を担う生徒を育んでいく教員の育成にも貢献していく。

(1)県内若手教員との交流会の実施

(2)福井創生を支える担い手づくり教育の研究

(3)Uターン者増加のための教育の研究

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地域政策研究委員会

○地域経営部会

 北陸新幹線の敦賀開通を睨んだ各駅周辺の活性化策の検討により、交流人口の増大策を検討していく。

(1)北陸新幹線県内4駅の周辺整備に関する提言

(2)北陸新幹線の早期開業に関する対応、敦賀以西の早期、京都・大阪延伸の対応


○政策研究部会

 本委員会は当会のシンクタンク的機能を担うことから、経営者の知見を活かしながら、タイムリー且つ先見性のある政策提言に取り組み、積極的に情報発信していく。

(1)おもてなし研究部会との連携による「福井らしさ」の見える化とアイデアの実用化

(2)喫緊の課題に関する政策提言

(3)シンクタンク機能の発揮、タイムリーな政策提言の取組み

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平成30年度の活動組織と運営

総会 5月8日(火)
例会 適時開催
6月18日(月)
 福井商工会議所との特別講演会
 (ロバート キャンベル氏)
8月2(木)
 8月例会・会員合同懇談会
 (大山健太郎氏 仙台経済同友会 代表幹事)
常任幹事会 毎月開催
幹事会 適時開催
委員会 適時開催
委員会組織 総務交流委員会
 総務交流部会
 おもてなし研究部会
企業経営委員会
 企業経営研究部会
 次世代イノベーション部会
人づくり委員会
 人づくり部会
地域政策研究委員会
 地域経営部会
 政策研究部会

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交流活動

会員懇談会 平成30年8月2日(火)
来年を語る会 平成30年12月上旬
懇親ゴルフ 平成30年4月29日(日)
平成30年10月28日(日)

他地域との交流活動

第5回西日本経済同友会代表者会議(大阪)
   平成30年7月20日(金)
第11回日本海沿岸地域経済同友会
   代表幹事サミット(福井)
   平成30年11月8日(木)9日(金)
第116回西日本経済同友会会員合同懇談会(香川)
   平成30年10月12日(金)13日(土)
全国経済同友会代表幹事円卓会議
   平成30年11月12日(月)
第26回経済同友会中央日本地区会議(岐阜)
   平成30年10月5日(金)
第9回滋賀経済同友会との交流懇談会(滋賀)
   平成30年秋季
第31回全国経済同友会セミナー(新潟)
   平成31年4月

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