代表幹事
林 正博
代表幹事
清川 肇
代表幹事
吉田 真士
挨拶
福井経済同友会は、地域経済活性化と地域貢献に向け、昭和30年に創立以来地域に根ざした活動を続けてまいりました。
世界の政治経済情勢が不透明感を増している中、福井県では、中部縦貫道が大野まで開通し、来年には福井しあわせ元気国体が開催され、6年後に北陸新幹線が敦賀まで開業する。北陸新幹線は大阪までの敦賀以西のルートが与党内で決定し、今後は大阪への早期延伸を目指すことになる。
福井県はこれらを好機ととらえ官民挙げて英知を結集し、オール福井で地域の将来ビジョンを明確に示し、具体的行動に着手する時である。その際大切なことは県内全域で統一感を持ってハード、ソフト両面での整備を進めることである。
特に、当会では、福井らしさとは何なのか、福井の本質とは何なのかを問い、福井県民のアイデンティティとしてこれを見える化、共有化することでビジョンの基本コンセプトを構成し、あらゆる施策展開の柱とすることで福井人としての誇りが広く県外に発信されるものと考える。そのための具体的なアプローチや関係機関・団体等とも連携したオール福井の体制づくりについて検討を開始したい。
会員間や県内他機関及び県外経済同友会との交流活動を担う総務交流委員会の総務交流部会では、高速交通時代における福井の在り方について、多くの会員の意見を反映させていくため、これまで以上に一般会員との交流促進を計画していきたい。
観光施策を検討してきた「おもてなし委員会」は新たに総務交流委員会のおもてなし研究部会として、北陸新幹線開業を見据えた福井の発信力を強化するブランディング整備とそれを受けた観光ビジネスの強化・創造を提言したい。
「企業経営委員会」では昨年度、健康寿命を平均寿命に近づけるコア産業として"しあわせ元気産業"の育成・確立を提言したが、さらにこれをUターン者や移住者を増加させる地場産業の創設へとつなげたいと考えている。
「人づくり委員会」では昨年度のUターン教育の在り方に加え、地域の担い手について検討を深め、必要な提言へと持っていきたい。
北陸新幹線や街づくり、エネルギー政策を担当する「地域政策研究委員会」を新たに立上げ、先述した福井人としての誇りの発信の在り方や北陸新幹線開業を前提とした地域振興策について検討し、関係機関に提言したいと思っている。
○総務交流部会
会員相互の交流・親睦と啓発を深め、本会への参加意識を高めることによって、会勢の発展と組織の拡充に繋がるよう、例会やタイムリーで魅力ある行事を主体的に企画、運営する。
また、各地経済同友会や他の団体との交流を積極的に進め、情報交換とネットワークの形成、会員の啓発の機会を得るよう努める。その際には、当会の発信力を高め、Uターン者・移住者の増加に繋げていく。
(1)魅力ある行事の企画・立案・運営
(2)視察研修の企画・運営
(3)例会の企画・運営
(4)嶺南と嶺北の一体化を図る交流促進と福井市以外の会員の拡大
(5)「テラス」への参加など他地経済同友会、他経済団体との交流活動
(6)県内外の福井関係者との交流活動の企画立案
(7)三友会活動
(8)特別幹事との懇談会
(9)収支計算書・予算案の審議等
○おもてなし研究部会
福井国体や北陸新幹線の開業を控え、県外及び海外からの訪問客の満足度を上げるためには、県と関係市町がコミュニケーションを密にして、観光客目線に合致した環境の整備が欠かせない。特に環境整備では、インフラ整備だけではなく、福井に来たくなる発信力を伴ったブランディング整備を行い、裾野の広い観光ビジネスを産業として育成するための検討を行う。
(1)県民おもてなし意識の醸成、その高度化の研究
(2)行政・団体などのおもてなし向上策への協力
(3)福井国体・障害者スポーツ大会でのおもてなしへの研究
(4)県民の郷土愛醸成への取組み
(5)伝統産業などの発信力向上の研究
(6)インバウンドの増加促進
○企業経営研究部会
地域産業及び企業の創生のために、健康寿命を平均寿命に近づける事を重視する意識で、高齢者や子育て世代に優しいまちづくりを、俯瞰的、総合的な視野を持って、繊維・眼鏡に続く新たな地場産業の構築とベンチャービジネスの研究を目指す。
具体的には「しあわせ元気産業」をキーワードとして、企業内イノベーションや起業・創業並びに異業種交流やコラボレーションを想起し、地域産業の生産性を高めることによって、Uターン者や移住者を増加させる誘因とし、ストップザ人口減少を産業界から支えていく。
(1)繊維・眼鏡に続く地場産業(しあわせ元気産業)の研究
(2)福井県内大学との連携
(3)産学官連携活動
(4)ベンチャービジネスの研究
(5)例会・講演会の企画
○次世代イノベーション部会
主に会員の登竜門として位置付けし、新入会員や若手会員を中心としたイベントを企画運営し、参加者の相互交流と自己研鑽・資質向上を図りながら、当会の活動の起爆剤としての役割を担っていく。また、会員の門戸を広く開放し新規入会と会員増強に繋げていく。
(1)若手会員、新入会員などを対象に、講演会、セミナーやイベントの開催。
(2)講演後の分科会形式での運営など
(3)会員以外の経営者を講師に講演会の実施
(4)入会を検討している方の体験の場作り
(5)県外の福井県ゆかりの若手経営者との交流
○人づくり部会
地域創生は人づくりがベースである。福井の担い手として必要となる「地域の産業や経済の理解からなる地域のアイデンティティ」と今後到来する様々な変化に対応しながら、新しい分野に挑戦して地域を変革していく「アントレプレナーシップ」を持った人材の育成に向けた検討を行う。
(1)福井創生を支える担い手づくり教育の研究
(2)Uターン者増加のための教育の研究
(3)福井県内教育機関との交流と連携
(4)福井県高等学校教頭・副校長会との懇談会開催
(5)ボランティア・プロフェッサー制度による講師派遣
(6)例会・講演会などの企画
○地域経営部会
北陸新幹線の敦賀開通を睨んだ各地域の活性化策の検討、大阪までの早期着工と開通の実現に取り組むと同時に、交流人口の増大策を検討していく。
(1)県内各地域の活性化、再開発についての研究
(2)交流人口増大策の研究
(3)例会・講演会の企画
○政策研究部会
本委員会は当会のシンクタンク的機能を担うことから、経営者の知見を活かしながら、タイムリー且つ先見性のある政策提言に取り組み、積極的に情報発信していく。
(1)地域ブランドの研究
(2)喫緊の課題に関する政策提言
(3)シンクタンク機能の発揮、タイムリーな政策提言の取組み
(4)行政、県内関係機関・団体、関西中京圏経済界などとの連携強化
(5)北陸新幹線の早期開業に関する対応、敦賀以西の早期、京都・大阪延伸への対応
(6)原子力発電所の再稼働、廃炉問題、エネルギー問題などを含め、地域振興策の研究
(7)例会、講演会の企画
総会 | 毎期決算後開催 |
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例会 | 適時開催 |
常任幹事会 | 毎月開催 |
幹事会 | 適時開催 |
委員会 | 適時開催 |
委員会組織 |
総務交流委員会 総務交流部会 おもてなし研究部会 企業経営委員会 企業経営研究部会 次世代イノベーション部会 人づくり委員会 人づくり部会 地域政策研究委員会 地域経営部会 政策研究部会 |
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会員懇談会 | 平成29年8月1日(火) |
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来年を語る会 | 平成29年12月上旬 |
懇親ゴルフ |
平成29年4月23日(日) 平成29年10月29日(日) |
他地域との交流活動
≫第4回西日本経済同友会代表者会議(大阪) 平成29年7月14日(金) |
≫第8回日本海沿岸地域経済同友会 代表幹事サミット(神戸) 平成29年10月26日(木)27日(金) |
≫第115回西日本経済同友会会員合同懇談会(滋賀) 平成29年10月13日(金)14日(土) |
≫全国経済同友会代表幹事円卓会議 平成29年秋季 |
≫第26回経済同友会中央日本地区会議(金沢) 平成29年秋季 |
≫第9回滋賀経済同友会との交流懇談会(滋賀) 平成29年秋季 |
≫第30回全国経済同友会セミナー(栃木) 平成30年4月19日(木)20日(金) |