代表幹事
林 正博
代表幹事
清川 肇
代表幹事
吉田 真士
挨拶
福井経済同友会は、地域経済活性化と地域貢献に向け、昭和30年に創立以来地域に根ざした活動を続けてまいりました。
当会は平成27年度の事業計画「『福井創生』〜人口減少社会で福井が光り輝くために〜」の下、県都の10年後のあるべき姿、福井型キャリア教育、地域企業のイノベーションについて真正面から取り組み提言を発表した。
本年は、年頭所感で「『創造への挑戦』〜人口減少社会の中で新たな産業構造の創造に挑む〜」と宣言し、福井の抱える課題を更に掘り下げ、福井経済はもちろん、地域社会の発展に積極的に貢献していくとの考えを示した。
昨年北陸新幹線の金沢開業により、北陸3県への来訪者が増加し、経済的効果をもたらしたことは事実だが、人口減少と高齢化の速度は確実に増しており、地域社会と産業に対する衰退化への不安が迫ってきていることも事実である。
各企業は、人口減少社会に適応するために新分野への進出や新商品、新サービスの提供、さらに生産性の向上などにより、新たな成長の基盤を築かなければならない。これによって今まで以上に高度で多様な人材が活躍できる体制を構築し、Uターン者と移住者の受け皿になることが求められている。
当会は、今後も新たな産業の育成、Uターンに繋がる人材育成の在り方、福井を全国更には世界に認知させるための在り方等々を検討し、各方面に提言し、協働していきたい。さらにこれから開催される国体、オリンピック、そして北陸新幹線の県内延伸と開業などの効果を確実にさせるべく、我々自身の活動にも磨きをかけていかなければならない。
○総務交流部会
会員相互の交流・親睦と啓発を深め、本会への参加意識を高めることによって、会勢の発展と組織の拡充に繋がるよう、例会やタイムリーで魅力ある行事の企画、運営に取り組む。
また、各地経済同友会や他の団体との交流によって、情報交換とネットワークの形成、会員の啓発の機会を得るよう努める。その際には、当会の発信力を高め、Uターン者・移住者の増加に繋げていく。
(1)魅力ある行事の企画・立案・運営
(2)視察研修の企画・運営
(3)例会の企画・運営
(4)嶺南と嶺北の一体化を図る交流促進と福井市以外の会員の拡大
(5)他地経済同友会、他経済団体との交流活動
(6)県内外の福井関係者との交流活動の企画立案
(7)三友会活動案
(8)特別幹事との懇談会
(9)収支計算書・予算案の審議等
○次世代イノベーション部会
主に会員の登竜門として位置付けし、新入会員や若手会員を中心としたイベントを企画運営し、参加者の相互交流と自己研鑽・資質向上を図りながら、当会の活動の起爆剤としての役割を担っていく。また、会員の門戸を広く開放し新規入会と会員増強に繋げていく。
(1)若手会員、新入会員などを対象に、講演会、セミナーやイベントの開催。
(2)講演後の分科会形式での運営など
(3)会員以外の経営者を講師に講演会の実施
(4)入会を検討している方の体験の場作り
(5)県外の福井県ゆかりの若手経営者との交流
地域産業及び企業の創生のために、健康寿命を平均寿命に近づける事を重視する意識で、高齢者や子育て世代に優しいまちづくりを、俯瞰的、総合的な視野を持って、繊維・眼鏡に続く新たな地場産業の構築を目指すことを検討する。
具体的には「健康・医療・介護福祉」をキーワードとして、企業内イノベーションや起業・創業を想起し、地域産業の生産性を高めることによって、Uターン者や移住者を増加させる誘因とし、ストップザ人口減少を産業界から支えていく。
(1)繊維・眼鏡に続く地場産業の発掘と発展の研究
(2)福井県内大学との連携
(3)産学官連携活動
(4)例会・講演会の企画
地域間競争の基本となる「福井らしさ」の概念化やマーケティングのあり方を検討し、福井県および県内市町の地域経営の一助となるべくガイドラインを設計提案する。
(1)地域ブランドの研究
(2)都市機能の高度化に関わる研究
(3)交流人口増大策の研究
(4)例会・講演会の企画
地域創生は人づくりがベースであり、ふるさと福井への熱い思いとアイデンティティを持ったグローバル人材の育成は言うまでもなく、この基本的資質をベースに、今後到来する様々な変化に対応しながら、新しい分野に挑戦して社会を変革していく人材、即ちアントレプレナーシップを持った人材の育成に向けた検討を行う。
(1)福井創生を支える担い手づくり教育の研究
(2)Uターン者・移住者増加のための教育の研究
(3)福井県内教育機関との交流と連携(SGH事業への協力を含む)
(4)福井県高等学校教頭・副校長会との懇談会開催
(5)ボランティア・プロフェッサー制度による講師派遣
(6)例会・講演会などの企画
福井国体や北陸新幹線の開業を控え、県外からの訪問客に満足度を上げるため、県と関係市町がコミュニケーションを密にし、観光客目線に合致した環境の整備が欠かせない。特に環境整備では、インフラ整備だけではなく、福井に来たくなる発信力を伴ったブランディング整備を行い、裾野の広い観光ビジネスを産業として育成するための検討を行う。
(1)県民おもてなし意識の醸成
(2)行政・団体などのおもてなし向上策への協力
(3)福井国体・障害者スポーツ国体でのおもてなしへの研究
(4)県民の郷土愛醸成への取組み
(5)伝統産業などの発信力向上の研究
福井県の重要な課題であった「北陸新幹線」「原子力発電所」について、漸く動き出したものの、いずれも緒に着いたばかりであり、敦賀以西のルート決定と早期着工、原子力発電所の再稼働と廃炉問題について引き続き検討していく。
更に、本委員会は当会のシンクタンク的機能を担うことから、経営者の知見を活かしながら、タイムリー且つ先見性のある政策提言に取り組み、積極的に情報発信していく。
(1)喫緊の課題に関する政策提言
(2)シンクタンク機能の発揮、タイムリーな政策提言の取組み
(3)行政、県内関係機関・団体、関西中京圏経済界などとの連携強化
(4)北陸新幹線の早期開業に関する対応、敦賀以西の早期、京都・大阪延伸への対応
(5)原子力発電所の再稼働、廃炉問題、エネルギー問題などを含め、地域振興策の研究
(6)例会、講演会の企画
総会 | 毎期決算後開催 |
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例会 | 適時開催 |
常任幹事会 | 毎月開催 |
幹事会 | 適時開催 |
委員会 | 適時開催 |
委員会組織 |
総務交流委員会 次世代イノベーション部会 企業経営委員会 企業経営研究部会 地域経営委員会 人づくり委員会 おもてなし委員会 <特別委員会> 政策研究委員会 |
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会員懇談会 | 平成28年7月26日(火) |
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来年を語る会 | 平成28年12月上旬 |
懇親ゴルフ |
平成28年4月29日(月・祝日) 平成28年11月5日(土) |
他地域との交流活動
≫第3回西日本経済同友会代表者会議(神戸) 平成28年7月15日(金) |
≫第8回日本海沿岸地域経済同友会 代表幹事サミット(京都) 平成28年10月17日(月) |
≫第114回西日本経済同友会会員合同懇談会(和歌山) 平成28年10月28日(金) |
≫全国経済同友会代表幹事円卓会議(浜松) 平成28年12月5日(月) |
≫第25回経済同友会中央日本地区会議(新潟) 平成28年11月15日(火) |
≫第8回滋賀経済同友会との交流懇談会(滋賀) 平成28年度 |
≫第29回全国経済同友会セミナー(仙台) 平成29年4月20日(木)21日(金) |