代表幹事
林 正博
代表幹事
清川 肇
代表幹事
吉田 真士
挨拶
福井経済同友会は、地域経済活性化と地域貢献に向け、昭和30年に創立以来地域に根ざした活動を続けてまいりました。
当会は平成27年の年頭に当たり、年頭所感で「『福井創生』〜人口減少社会で福井が光り輝くために〜」を掲げ、福井の未来を担う子や孫たちにとって光り輝く福井へと創生するために、「志々存々」の思いを具現化させ、将来に夢と希望が持てる、光り輝く福井を次世代に引き継いでいくことが経済人の使命であると表明した。
今や日本は人口減少社会に突入し、国際社会において、政治的にも経済的にもその存在感を示すことができるかどうかの瀬戸際にある中で、福井県内の市町の過半数の9市町が消滅可能性地域とまで指摘されているが、有効な手立てが見出せない状況にある。
更に、北陸新幹線の金沢開業をきっかけとして、福井県が取り残されるのではないかとの危機感を強めている。
一方で、昨年舞鶴若狭自動車道が開通し、中部縦貫自動車道の県内開通、福井国体開催、経済界が主張している北陸新幹線の福井駅までの先行開業、東京オリンピック、北陸新幹線の敦賀までの開業、県・市庁舎移転による中心市街地活性化など大きな波が控えている。
我々は、福井県民そして行政とともに危機感を共有し、これらを機と捉え、不退転の決意を持って将来の福井の在り方を問い、「ストップザ・人口減少」を第一義とし、県都福井の創生を図るとともに福井創生に向けた活動をしていく決意である。
○総務交流部会
会員相互の交流・親睦と啓発を深め、本会の求心力を高めるため、他地区経済同友会や他経済団体との交流活動並びにタイムリーで魅力ある行事の企画立案・運営に取り組む。また、当会の発信力を高めることによって、U・Iターン人口の増加に繋げる研究を行い、以て会員サービスの向上と充実を目指す。会勢発展のために会員増強に取り組む。
(1)60周年記念事業
(2)魅力ある行事の企画・立案・運営
(3)視察研修の企画・運営
(4)例会の企画・運営
(5)嶺南と嶺北の一体化を図る交流促進と福井市以外の会員の拡大
(6)他地経済同友会、他経済団体との交流活動
(7)県外の福井関係者との交流活動の企画立案
(8)三友会活動
(9)特別幹事との懇談会
(10)収支計算書・予算案の審議等
○次世代イノベーション部会
主に若手経営者、新入会員を対象に講演会やセミナーを開催し、参加者の自己啓発や資質向上、会員相互の交流と親睦を図る。当会活動の理解を深めるためのオリエンテーションとしての位置付けもあり、本会全体の活性化の起爆剤としての役割も果たしていく。また、入会を検討している方々には積極的に門戸を開放し、入会に繋げていく。
(1)若手会員、新入会員などを対象に、講演会、セミナーの開催。
(2)講演後の分科会形式での運営など
(3)会員以外の経営者を講師に講演会の実施
(4)入会を検討している方の体験の場作り
(5)県外の福井県ゆかりの若手経営者との交流
「ストップザ・人口減少」の実現に向けて、地域産業・企業の創生のため、平成27年の提言『大転換期における地域企業経営』を基に我々がイノベーションを継続し、第2創業や域内投資により地元の雇用拡大に寄与する経営を研究する。また、U・Iターンを増加させるために当会会員が属する企業の発信力を強化し、福井県が提案している「ふるさと企業減税」を他地経済同友会へ発信する。
(1)企業訪問による経営の研究
(2)繊維・眼鏡に続く第3の地場産業の発掘と発展の研究
(3)6次産業化の研究
(4)福井県内大学との連携
(5)産学官連携活動
(6)例会・講演会の企画
人口減少社会を迎えるにあたり、先の提言(北陸新幹線延伸に向けた県都創生)を踏まえ、県都中心市街地活性化にむけた諸施策の検討を行う。加えて、海外も含め県外からの人口流入の拡大ならびに県民の生活満足度の実感に結びつく、地域資源としての「福井らしさ」の再構築に取り組む。
(1)中心市街地の賑わい創出に関わる研究
(2)都市機能の高度化に関わる研究
(3)流入人口増大策の研究
(4)地域ブランドデザインのリニューアルの検討
(5)例会・講演会の企画
福井創生を実現するために最も重要な資源は人材である。
次代を担う若者や子供たちが、ふるさとへの熱き思いや将来への高い志を持ち、福井の地で活躍するための「人づくり」に向けて取り組んでいく。
特に、U・Iターンの増加につながる福井の産業、地元企業に対する関心を高める教育の在り方について検討する。
(1)福井創生を支える担い手づくり教育の研究
(2)新卒者U・Iターン増加のための方策の研究
(3)福井県内教育機関との交流と連携(SGH事業への協力を含む)
(4)福井県高等学校教頭・副校長会との懇談会開催
(5)ボランティア・プロフェッサー制度による講師派遣
(6)例会・講演会などの企画
舞鶴若狭自動車道が昨年開通し、2年後には中部縦貫自動車道の県内部分が開通する。8年後には北陸新幹線の敦賀駅までの開業が予定され、更に福井駅までの2年先行開業を求める声も上がる。福井県を取り巻く高速交通インフラが劇的に充実していく。3年後の福井国体だけでなく、県内各地でそれぞれに誘客策の準備も始まり、交流人口の増加に期待が高まっている。
一方、2014年のブランド総合研究所の都道府県別魅力度調査で福井県は全国45位。じゃらんリサーチセンターの調査によれば「おもてなし度」は40位。福井県の集客力、観光客の満足度を上げるための努力は、まだまだ不十分のようだ。県はおもてなし講習会を開き、福井市は観光おもてなし推進事業に取り組むなどしているが、観光先進県と比べて何が足りないのか。成功事例、失敗事例を研究し、より効果的な「福井型おもてなし」を提案したい。
(1)県民おもてなし意識の醸成
(2)行政・団体などのおもてなし向上策への協力
(3)福井国体・障害者スポーツ国体でのおもてなしへの研究
(4)県民の郷土愛醸成への取組み
(5)伝統産業などの発信力向上の研究
少子高齢化と人口減少、地政学的リスクの増大など今日の日本を取り巻く環境変化のスピードは非常に早く、これまでのやり方では対処できなくなっている。本委員会では、経営者としての知見を活かしながら、地域創生に関わるタイムリー且つ先見性のある政策提言に取り組むなど積極的に情報発信する。
特に、北陸新幹線の福井駅先行開業については、今夏までに与党PTが結論を出すことになっており、これに対して是非とも先行開業を実現すべく各方面に働き掛けていきたい。
そのためには、特別幹事や各委員会との組織横断的な連携、行政や県内外の関係機関・団体との連携交流を強める。
東日本大震災以来、稼働停止となった原子力発電の直接的な影響を被っている若狭地域の振興策について研究する。
(1)喫緊の課題に関する政策提言
(2)シンクタンク機能の発揮、タイムリーな政策提言の取組み
(3)行政、県内関係機関・団体、関西中京圏経済界などとの連携強化
(4)北陸新幹線の福井駅までの先行開業に関する対応、敦賀以西の早期、京都・大阪延伸への対応
(5)原子力発電所の再稼働、廃炉問題、エネルギー問題などを含め、地域振興策の研究
(6)例会、講演会の企画
総会 | 毎期決算後開催 |
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例会 | 適時開催 |
常任幹事会 | 毎月開催 |
幹事会 | 適時開催 |
委員会 | 適時開催 |
委員会組織 |
総務交流委員会 次世代イノベーション部会 企業経営委員会 企業経営研究部会 地域経営委員会 人づくり委員会 おもてなし委員会 <特別委員会> 政策研究委員会 |
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会員懇談会 | 平成27年7月14日(火) |
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来年を語る会 | 平成27年12月上旬 |
懇親ゴルフ |
平成27年4月29日(月・祝日) 平成27年10月31日(日) |
他地域との交流活動
≫第13回北陸会議(福井) 平成27年6月24日(水) |
≫第2回西日本経済同友会代表者会議(京都) 平成27年7月17日(金) |
≫第7回日本海沿岸地域経済同友会 代表幹事サミット(福岡) 平成27年11月26日(木) |
≫第113回西日本経済同友会会員合同懇談会(奈良) 平成27年10月16日(金) |
≫全国経済同友会代表幹事円卓会議(福岡) 平成27年11月10日(火) |
≫第24回経済同友会中央日本地区会議(山梨) 平成27年11月20日(金) |
≫第6回滋賀経済同友会との交流懇談会(滋賀) 平成27年11月頃 |
≫第29回全国経済同友会セミナー(岡山) 平成28年4月14日(木)15日(金) 他 |