事業計画

平成24年事業計画

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めざめよう、ふくい

 我々は、平成24年度を迎えるにあたり、年頭所感に「めざめよう、ふくい」を掲げ、夢と希望がもてる活力ある地域社会を実現するために、将来ビジョンとそれを具現化する地域戦略に取り組むことを表明した。

 昨年3月11日の東日本大震災により多くの尊い命が失われ、未だその傷跡も癒えず、復旧・復興は緒についたばかりである。この災害は日本国民が等しく負うものであり、東北の復旧・復興が日本の復活、そして新たな成長と発展につなげることができるか、一人ひとりにその覚悟が問われている。

 最優先する復旧・復興に加え、急速な少子高齢化と人口減少の進展、グローバル化、財政再建、税と社会保障の一体改革など、我が国は先送りできない重要な課題が山積している。これらの課題解決に国挙げて取り組み、日本の創生をはかっていかなければならない。

 一方、福井県は学力、体力が全国トップクラスにあり、「幸福度日本一」の調査結果も出ている。暮しやすさは全国でも有数といえるが、この状況に甘んじていると、いつのまにか衰退に陥ることも考えられる。将来に対する危機感を持ち、地域の成長と発展をはかる岐路に立っていることを自覚しなければならない。

 地域の持続的な成長と発展は、新たな価値創造を通して成し遂げられる。東アジアの成長を取り込むための物流・人流の拡大、エネルギー分野で蓄積されたハード・ソフト面の一層の活用、効果的な広域連携など課題は多い。こうした課題に対し、福井の強みを活かして得意分野に資源を集中し、夢と希望がもてる社会を実現する将来ビジョンとそれを具現化する地域戦略に積極的に取り組んでいく。

 「第110回関西地区経済同友会会員合同懇談会」は、7月20日(金)・21日(土)の日程で、敦賀市にて開催する。平成8年の開催以来、実に16年振りの福井県内開催となる。この懇談会のテーマとして、「進化する地域とエネルギー ―福井からの発信―」を掲げ、エネルギーの先進地としての様々な取り組みを発信し、他同友会との交流と親睦を深めたい。

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総務交流委員会

 参加したくなるような魅力ある行事の企画・立案・運営に取り組み、会員サービスの向上と充実をめざし当会の活性化を図る。そのためには、当会の活動を積極的に情報発信するとともに、会員の推薦制度を活用した会員増強に取り組む。
 7月20日(金)・21日(土)、「第110回関西地区経済同友会会員合同懇談会」を敦賀市で開催するが、運営を円滑に進めるための総括や総務関係を担当する。

(1)「第110回関西地区経済同友会会員合同懇談会」の総括と総務担当

(2)魅力ある行事の企画・立案・運営により会員相互の親睦と交流を強化

(3)例会の企画・運営

(4)嶺南と嶺北の一体化をはかる交流促進

(5)会員及び準会員の増強と財務基盤の確立

(6)他経済同友会との交流活動

(7)三友会活動の支援

(8)収支計算書・予算案の審議

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企業経営委員会

○企業経営研究部会

 福井県は100年以上前に創業した「100年企業」の輩出率が全国7位と、戦災や震災などの時代の荒波を乗り越えてきた歴戦の企業が多い。こうした企業の経営理念、社内の人づくり、後継者育成、顧客からの支持の源泉、独自の技術開発、環境への変化対応など様々な視点から研究し、その成果を会員にフィードバックする。そして会員企業が新たなイノベーションに挑戦し、企業の永続性を高めるように啓発する。

(1)100年企業を訪問し、共通項や100年続いた要因を研究。その成果を提言として取りまとめし、会員にフィードバック

(2)企業内の人づくりの研究

(3)福井県内大学等との連携強化による産学官連携活動の推進

(4)例会、幹事会の企画


○次世代イノベーション部会

 若手会員の養成、新入会員に対しての当会活動の理解促進、会員の自己啓発と資質向上、交流と親睦の強化などをめざす。具体的には創業間もない企業の研究に取り組むことで、会員企業のイノベーションを引き起こすとともに、企業変革に役立てる。

(1)若手会員、新入会員などを対象に、講演会、セミナーの開催。講演とその後の分科会形式で運営

(2)部外の若手経営者の講演会の実施

(3)新規会員勧誘の場づくり

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地域経営委員会

 人口減少と少子高齢化の進展により地域の活力低下が懸念される中、福井の個性と強みを活かしたビジョンと戦略を描き、地域の資源を有効に活用する地域経営の視点から活性化策に取り組む。
 ことに地域を支える人づくりは、喫緊の課題である。福井県出身者のふるさと帰住と県内企業への就職の促進、高校段階でのキャリア教育と産業人材育成、高齢者や女性の活躍など、人材未活用からの脱却に重点的に取り組む。

(1)地域主権・地域経営(行財政改革、官民協働、まちづくり等の研究)

(2)地域を支える担い手づくり

(3)高等学校との交流活動(福井県高等学校との懇談会)

(4)例会、幹事会の企画

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特別委員会 政策研究委員会

○政策研究部会

 少子高齢化、人口減少、グローバル化など地域環境は一段と厳しさが増す中で、地域の自立と持続的発展を遂げるための将来ビジョンや成長戦略が不可欠である。当部会では福井が直面する今日的な課題に対し、経営者の知見を活かしながらタイムリー、且つ先見性のある政策提言に取り組み、当会のシンクタンク機能を発揮する。そのために、他委員会、県内外の関係機関との連携を更に高める。

(1)タイムリーな政策提言の取り組み

(2)シンクタンク機能の発揮と議論の場の提供

(3)関西圏・中京圏との連携


○エネルギー研究部会

 昨年3月の東日本大震災での福島原発事故の知見と検証を踏まえ、防災も含めた安全・安心の確保への取り組みは最優先の課題である。福井県は原子力発電だけでなく、訓練施設、研修施設、研究機関などのエネルギー関連施設が集積し、エネルギーの先進地を形成している。こうしたハード、ソフト面のインフラを活用し、エネルギーの安全・安心の先進地となるような将来ビジョンについて研究する。同時に、エネルギーの総合的な見地から福井のエネルギー問題に取り組む。

(1)防災も含めた安全・安心面での世界の先進地をめざした原子力エネルギーの研究

(2)原子力エネルギー、再生可能エネルギーなどのエネルギーの総合的な視点から、如何に福井の経済の活性化に取り込めるかを研究

(3)県内外の大学・研究機関との連携

(4)講演会、勉強会、議論の場などを企画・実施

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平成24年度の活動組織と運営

総会 毎期決算後開催
例会 適時開催
特別講演会 適時開催
常任幹事会 毎月開催
幹事会 適時開催
委員会 適時開催
委員会組織 総務交流委員会
企業経営委員会
企業経営研究部会
次世代イノベーション部会
地域経営委員会
<特別委員会>
政策研究委員会
政策研究部会
エネルギー研究部会

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交流活動

会員懇談会 平成24年8月頃
来年を語る会 平成24年12月上旬
懇親ゴルフ 平成24年4月29日(日・祝日)
平成24年10月頃

◎他地域との交流活動

第110回関西地区経済同友会会員合同懇談会(福井)
   平成24年7月20日(金)・21日(土)
第12回経済同友会北陸会議(金沢)
   平成24年9月頃の予定
第70回西日本経済同友会大会(愛媛)
   平成24年10月19日(金)・20日(土)
第5回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット(札幌市)
   平成24年10月22日(月)
第21回経済同友会中央日本地区会議(富山)
   平成24年11月30日(金)
第26回全国経済同友会セミナー(岩手)
   平成25年5月23日(木)・24日(金)

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