事業計画

平成21年事業計画

福井の強みで閉塞感を打ち破れ!
〜世界ブランドFUKUIの戦略モデル構築〜

 我々は、平成21年度を迎えるにあたり、年頭所感に「福井の強みで閉塞感を打ち破れ! 〜世界ブランドFUKUIの戦略モデル構築〜」を掲げ、福井の強みを発揮し夢のある地域経営の戦略モデルを構築するためのシンクタンクを提案した。

 世界同時不況は需要の縮小、失業率の増大など県内経済にも深刻な打撃を与え、将来への先行き不安もますます高まっている。加えて、人口減少、少子高齢化による活力低下、グローバル化への対応などの地域課題を抱え、日増しに閉塞感も募っている。

 この沈滞した空気を払拭するためには、夢のある将来展望や地域戦略を描き、その具体策を示すことが必要である。これまでのビジョンは主に官や学が描いており、産や民を交えて真に議論する機会が少なかった。地域を経営体として捉えると、地域の知財を総合的に結集し福井の将来ビジョンと戦略を構築するシンクタンクが求められる。

 幸いにも、福井は原子力エネルギー先進県である。この強みを活かし、福井をエネルギー研究のメッカとして世界に情報発信しながら、地域づくりの戦略モデルを早急に構築することが望まれる。

 こうした認識のもと、特別委員会として「政策研究委員会」を新設する。この委員会では、我々の使命である政策提言集団としての役割を積極的に果たすための「政策研究部会」、エネルギーを活用した新たな時代の地域づくりを研究する「エネルギー研究部会」の2部会を立ち上げ、活動に取り組んでいく。

↑ページTOP


総務交流委員会

 同友会の事業活動を円滑に推進するための総務事項全般を担当すると同時に、会員満足度と新規会員の拡大を図りながら、会員ニーズを的確に汲み取った経済同友会らしい魅力的な行事の企画・立案・運営、そして会員サービスの向上や交流促進に積極的に取り組む。
 特に、嶺南で初めての「嶺南例会」開催により経済界の交流は大いに深まったことから、地域経営委員会と連携し継続的に取り組む。

(1) 魅力ある行事を企画・立案・運営し、会員相互の親睦と交流を強化

(2) 例会の主催(「嶺南例会」を含む)

(3) 会員及び準会員の増強と財務基盤の確立

(4) 他地域との積極的な交流活動

(5) 三友会活動の支援

(6) 収支計算書・予算案の審議、作成

↑ページTOP


企業経営委員会

○企業経営研究部会

 「100年に一度」と言われる経済危機の中で、経営環境も日を追うごとに厳しさを増してきている。こうした時こそ、危機を好機と捉え企業内イノベーションによる競争力強化に努めるべきである。
 これまで、福井県内の次代を担う企業を訪問し、独自性や強みの発揮を研究してきた。本年はこの活動を継続するとともに、福井県経営品質協議会とも連携して新たなビジネスモデル構築、サービス産業の生産性向上、企業内での人づくりなどの研究に取り組む。

(1)県内外の優良企業訪問及び紹介

(2)イノベーションによる経営革新と新たな多機能・複合型ビジネスモデルの研究

(3)サービス産業の生産性向上の研究

(4)企業内の人づくり・人間力強化の研究

(5)産学官連携活動・大学等との連携強化
(福井大学産学官連携本部協力会の活動支援など)

(6)例会、幹事会等の企画


○次世代イノベーション部会

 若手会員を対象とした経営塾と位置づけ、研鑽と交流を深めながら当会の活動の活性化を図っていく。先輩会員であるトップ経営者から経営の要諦を講義いただくことは啓発と刺激につながり、資質向上に積極的に取り組んでいく。

↑ページTOP


地域経営委員会

 地域の課題が山積する中で、個性と強みを発揮した地域づくりが求められる。そのために、限りある「人」、「物」、「金」、「情報」を有効活用し、地域経営の視点から活性化策に取り組む。一方で、地域の宝となる人づくりにも積極的に取り組んでいく。
 また、道州制の論議が高まる中、区割り論が先行し、道州制の本質論が置き去りにされている。道州制の是非を問う前に、道州制の基本的な理念について議論を広く喚起する。

(1) 地方分権・地域経営(道州制、行財政改革、まちづくり等)の研究

(2) 嶺南と嶺北が一体化するような地域づくりの研究

(3) 次代を担う教育のあり方研究

(4) 県・市町村等行政関係者、議員との意見交換

(5) 例会、幹事会等の企画

↑ページTOP


特別委員会 政策研究委員会

○政策研究部会

 県内研究機関、経済団体などと連携しながら、地域が直面している喫緊の課題や問題を研究し、先見性ある政策提言に取り組む。地域経済社会の活性化は我々の使命であり、経営者の知見を活かし、地域の在り様を関係当局に建議する。この部会は特別幹事、外部有識者を構成メンバーに加え、他委員会とも連携しながら「地域のシンクタンク」づくりを見据え、自由闊達な議論を通じタイムリーな提言を目指す。


○エネルギー研究部会

 低炭素社会の実現、資源問題への対応など地球規模の取り組みが進められている中で、福井はこれらを解決することのできる原子力研究施設や人材が集積している。こうした福井の原子力エネルギー先進県としての強みを活かし、福井の未来を切り拓くビジョンを描くことが必要である。
 この部会は、産学官民と連携しながら福井の特性を活かし、原子力エネルギーに関する国際的な研究メッカを目差す。

↑ページTOP


平成21年度の活動組織と運営

総会 毎期決算後開催
例会 適時開催
特別講演会 適時開催
常任幹事会 毎月開催
幹事会 適時開催
委員会 適時開催
委員会組織 総務交流委員会
企業経営委員会
地域経営委員会
<特別委員会>
政策研究委員会

↑ページTOP


交流活動

会員懇談会 平成21年7月頃
来年を語る会 平成21年12月上旬
懇親ゴルフ 平成22年4月29日(木・昭和の日)

◎他地域との交流活動

第107回関西地区経済同友会会員合同懇談会(鳥取)
   平成21年7月17日(金)・18日(土)
第2回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット(島根)
   平成21年9月10日(木)
第10回経済同友会北陸会議(富山市)
   平成21年9月18日(金)
第18回経済同友会中央日本地区会議(金沢)
   平成21年10月23日(金)
第67回西日本経済同友会大会(山口)
   平成21年10月29日(木)・30日(金)
第23回全国経済同友会セミナー(土佐)
   平成22年4月15日(木)・16日(金)

↑ページTOP