2024年度定時総会を開催しました。
カテゴリ交流活動
掲載日2024.06.11
日時 | 2024年5月31日(金)13:30~18:00 |
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会場 | ザグランユアーズフクイ 天山の間 |
参加者 | 総会 87名 記念講演会103名 交流会91名 |
2024(令和6)年度の定時総会は、会員87名の出席のもと開催された。総会では、林代表幹事の開会挨拶の後、新入会員の紹介と挨拶があり、続いて林代表幹事の議長により議事を審議した。まず、2023(令和5)年度事業報告、収支決算、会計幹事からの監査報告があり、原案通り承認された。
その後、2024(令和6)年度事業計画の説明が行われ、「新時代の幕明け 未来への挑戦」を掲げ、2024(令和5)年度の事業計画に「エネルギーを考える委員会」「人口減少問題を考える委員会」を追加した事業計画が承認された。
年明け早々に発災した能登半島地震により物理的な実被害及び風評被害を被った中、北陸新幹線が3月16日に開業。関東圏をはじめとしたアクセス向上により交流人口の増加が期待される一方、ストロー現象によるこれまで以上の人口流出は新たな社会課題となる。
この状況下、福井らしさの魅力度を高めることによる交流人口の増加とウェルビーイング経営を目指すことで「居場所のある福井」を創り上げていくために経営者が如何に企業を変革していくべきかを考えていく。
同時に、教育水準の向上や若手社員の交流を通じた人づくりへの継続的な取組や、世界的課題であるカーボンニュートラル社会の実現及びこれを企業の成長戦略につなげていくこと、北陸新幹線の効果を最大化させるため大阪までの早期開通へ向けた関西経済界への働きかけを強めていくことについても取り組んでいく。
続いて、2024(令和6)年度収支予算及び一部役員の推薦案が承認された。尚、現在の3代表幹事体制の中で、林代表幹事が筆頭としての体制であったが、総会後は清川代表幹事に筆頭を変更することを報告した(定款では筆頭代表幹事に関する規定がないため、代表幹事同士の話し合いで決定した)。
その後、記念講演に移り、来賓や会員企業の社員も聴講し、103名の参加者となった。東京大学大学院経済学研究科 経済学部教授 柳川範之氏に「これからの地方経済と人的資本経営」と題して、人的資本への投資を的確に実施することによる、女性をはじめ県民がウェルビーイングを実感できる社会と企業の実現についてご講演頂いた。
交流パーティーでは、杉本知事、池田坂井市長をはじめ、上田福井大学長など、産学官の主だったご来賓の方々をお迎えし、交流と親睦が深められ大いに盛り上がった。